【MAGA検証のよすがとして】

《Yoshiaki SatoさんのFBより》

【MAGA検証のよすがとして】 皆様、おはようございます。

マイク・アダムズのBrigteonでダグレス・マグレガー大佐へのインタビュー、Dr. Shivaへのインタビューを聞いた。MAGAに対する批判的視座も含まれおり、学ぶところが大きい。

マグレガー大佐は、軍事作戦の最前線で戦ってきた人で、マイク・アダムズによれば、彼の地政学的な分析は非常に秀逸。その彼が今、共和民主を選ばず超党派的な保守派の統合をはかろうとしている。Our Country Our Choiceという組織のCEOとなり、数万名の真正保守勢力を形成しつつある。

祖国に規律と秩序を回復し、国境を守り、外国干渉を行う前に国内の経済の回復を目指すという趣旨の思想を掲げており、軍人の保守思想にはいわゆる思想家のそれとは違った重みを感じさせる。

マグレガー大佐は、イスラエル支援を批判している。アメリカは、かつてボスニアヘルツフェゴビナの民族浄化にも反対し、アフリカにおける民俗浄化にも反対した。なぜ、今ガザ地区220万人のパレスチナ民族浄化を支持できるはずがあろうかと。

これは、言うまでもなく、トランプが率いるMAGAのイスラエル支持ともまっこうからぶつかる主張であることは言うまでもない。

MAGAに反旗を翻すというと、アライアンスフォロワーは身の程しらずがと思うかもしれないが、アメリカの世論調査では5割以上がイスラエル支援に反対している。国民規模では中立であり、停戦を求めるムードが過半を占めているのだ。

それもそのはず、もしイスラエル支援を続行すれば、それはパレスチナ虐殺支援を意味するから、ハマスヒズボラに通ずる分子がアメリカ国内で、いつ牙をむくか、わからない。それは確実に一般市民を犠牲に晒さずにはおかない。

マグレガー大佐いわく、現在、米国内には2800万人もの違法滞在者がおり、彼らの出自が不明であると。以前は、米国の慣習にassimilate(同化)させることが前提にあったが、今のその必要もなければ出自を厳密に問われることもない。バイデン政権になってから800万内外の移民が国境をわたってやってきた。アメリカは今、異分子の流入によって自滅しつつあるのだ。そのようなときになぜ、中東の軍事支援をせねばならないのか。米議会は親ユダヤによって支配されており、そこからイスラエルに金が流れる仕組みがあるが、国民の税金がそのように国内の利益ではなく中東の紛争に横流しされているのだ。

ここで改めて、考えておきたい。トランプのイスラエル支持というのが、はたして、MAGAフォロワーである味方をもいったん欺く形で、イスラエルでの紛争を(演劇効果も含めて)激化させ、イスラエルがより早くアラブBRICSその他世界世論に包囲される状況をつくり、もって、イスラエルの早期自滅を推進しているのか、それとも、むしろ、深層の部分ではシオニズムとの決別がしきれないために、そのような生煮のわかりにくメッセージを発しているのか。

この点、現段階では、後日検証が必要と言わざるをえない。

Qプラン万能説を唱える人であれば、そんなはずはない。トランプは完全にシオニズムなど乗り越えている。だからネタニヤフなど最初から見限っていたのだし、ビン・サルマンをラスベガス銃撃事件から護り味方につけてサウジ王室に巣食うシオニスト利権をも破壊してきたのだ、と言うかもしれない。

しかし、なぜ、イスラエルは土地のリースが10月末で切れて、すでに国家ですらない。そんな国を支援する意味はないと、なぜ一言、本当のことを言えないのか、それは今も不明なままだ。

MAGAが、あるいはトランプが、シオニズムに足を掬われるなどとは、わたしも思いたくはない。

だが、今一人、強烈な論客が、本質的な批判を展開している。Dr. Shivaだ。

彼は14歳でE-mailを発明した文字通り天才だが、2020年マサチューツ州から上院議員立候補をし、ツイッターでも百万レベルの支持を得ていた。が、そのツイッターが彼をバンして、彼の選挙運動を妨害して、彼は戦線離脱を余儀なくされた。今も選挙で係争中のようだ。

わたしは2019年頃だったか、パンデミック問題における彼の解説を聞いたときに、彼の理論や主張に関心を深めてフォローし始めていた。免疫理論についても説得力があり、現代のワクチンを必要とする免疫理論は約50年遅れており、現代の最新のシステム免疫理論によれば、まったワクチンは不要であるという、ある意味、当たり前の主張だった。

彼は2024年の大統領選にも立候補している。2020年大統領選が不正選挙であったことも、それが近く暴かれることも、当然、知っているだろうが、SNSなどでも自らの声を封殺される傾向がある立場として、自らの主張を知らしめる舞台として、活用しない手はないと判断したのではないか。そして、彼は声高らかに訴えている。今回の候補者で、シオニズムにくみしていない候補者は自分以外に誰もいない。RFKJr.もタルシー・ギャバードもトランプも例外ではない。いつもで、反論してくるがよい。受けてたとうではないか。ディベートをぜひやりたいので、呼んでくださいと、マイク・アダムズに応じていた。

彼のシオニズム批判はかなり徹底している。イスラエルガザ地区パレスチナ虐殺を続ける一方で、トルコやイランが、イスラエルを攻めそうで攻めない、できれば関与したくないし、パレスチナのことなど実はどうでもいいと思っている。エルドアンにせよ、国民からの批判をかわそうとして、アラブ支持のポーズをとっているにすぎない。中東アラブの支配者はみなシオニストと通じているのだと。

彼の訴える内容には、一歩立ち入ったメディア批判も含まれており、そこにはイーロン・マスクやジョー・ローガンやタッカー・カールソンも出てくる。皆、今や真実開示派とみなされているが、Dr. Shivaの立場からすると、彼らはみな自分の声を公開すべきところで黙殺してきており、言論の自由をまっとうしていない。背後でみな通じている、と訴えている。

このあたりの追及は徹底的にやってもらいたい。実に新鮮な響きのある主張だから、今後の活躍に大いに期待したいと思う。

大統領選戦については、当然、2024年はない。2020年の不正が暴露されてトランプ復活が順当で、それは間近だろう。そのとき、Dr. Shivaは自らの信念と主張で戦い続けてほしいと思う。シオニズム批判も続けてほしい。それがMAGAを成長脱皮させることを願う。

一方、欧米社会全体は、中東事変の推移を経てのちに生じる精神の彷徨に備える必要がある。イスラエルは聖書により守護されるとあっても、実際にはDSカバールの巣窟であったのであり、それは早晩自滅に追い込まれることは必定である。そのとき、素朴に聖書の創造神を信じていた人々は信念の中枢を失う。その間隙をぬって入り込もうとして用意しているのが悪魔崇拝陣営であるから、残党はそれを最後の仕事として仕上げに余念なく取り組む覚悟だろう。

こちらはその先手を打って、そもそも精神の彷徨を起こさないように、今から、聖書創造神洗脳の解除のために、動いていきたいと思っている。

まずは、マイク・アダムズ、ダグレス・マグレガー、Dr. シヴァ、彼らはみな影響力をもつMAGA批判勢力であり、今後、彼らの声がより勢力を増す可能性も十分にある、ということを認識しておきたいと思う。

それでは、皆様、楽しい休日をお過ごしくださいませ。